お久しぶり子です。せんば千波です。生きてますよ。
今回読んだ本はこちら↓
ドリルを売るには穴を売れ/佐藤義典さん著
です。著者の佐藤義典さんはマーケターであり、会社も経営されている方で、この他にもいくつもマーケティング関連の本を出版されています。
私は経営も学んでいない、マーケティングのマの字も知らないようなど素人でしたので、この本はちょうどよかったです😄
この記事では概要と、ど素人が読んだ感想を綴ります。
「ドリルを売るには穴を売れ」って?本の概要
この本はビジネスを始めようとしていてマーケティングを学ぼうとしている人、「物やサービスを売る」ことを始めようとしている人に向けた内容だと感じました。
専門用語ももちろんありましたが、物語に沿って解説を挟みながら進んでいくので、途中で「この意味、わからん。。。」と検索して途切れることもなく読み進めることができました😄
目次より一部抜粋ですが、流れとしては・・・
- マーケティング脳とは?4つの理論、考え方、鍛え方。
- ベネフィットー何を売るのか?商品の考え方、物の価値
- セグメンテーションとターゲッティングー誰に売るのか?、心理的な要素、欲求、買ってくれる相手を考える
- 差別化ー価値を提供すること、あなたの商品でなければならない理由、独自性
- 4Pー価値を提供し対価をいただく4P(Product,Promotion,Place,Price)の考え方、戦略
- マーケティング戦略、強い戦略とは?収益モデルから見た美しい戦略
実際の本の流れとしては、主人公である新入社員・売多 真子(うれた まこ)を中心として、廃業寸前のレストランをマーケティングの力で復活させていくというストーリー。以上に挙げた大まかな流れに沿って物語が進行していき、各章の合間に専門的な解説が入る、といった流れでした。
キーパーソンとなる売多真子の親戚、売多 勝(うれた まさる)は、モデルは著者のなのか、プロのマーケティングのコンサルタントをしており、コンサルティング会社を経営しているという。彼が主人公のうれたまちゃん(と呼ばれていた)にマーケティングに関する考え方などを指導していくのです。
せんばの感想〜初心者向けの、読みやすい本だった!
きっかけは有名ブロガーであるヒトデさんのおすすめされていた本でして、昨年購入したにも関わらず、手をつけてませんでした。
ヒトデブログはこちらです。
1冊読み終わるまで半年くらいかかってしまいましたが😂無事に読み終えることができました!最後の方80ページくらい一気に読んでしまいました💦
全体通しての感想ですが、マーケティングのマの字も知らず、経営においての知識もなく勉強もしたことがない私によっては、物語形式で読みやすい内容でした😀
専門用語も出てきましたが、一つ一つ解説してあり、具体的な例もあったのでわかりやすかったです。
マーケティングという考え方を身につける。それによって物を売る。
そのスキルを身につけるための本、実用書ですね。
ハンドメイド作家でも、不用品を売るフリマにしても、「物を売る」行為は一緒なわけですから、この思考も学んでおいて損はないと思います。ものだけでなくとも、仕事をしてお金を得る時、もしくは消費者側として商品を買うときにも、マーケティングを理解していれば、面白くないですか?
また、ブログの運営も同じ。形のない物ですが「価値を提供している」ことには変わりないですから、ブログやwebビジネスを考えている方にもおすすめです😊
私はハンドメイドの方で取り入れていきたいことがたくさんあったので、ノートに整理して実践していこうと思います😊
ビジネス初心者さんにおすすめの1冊でした。
著者 佐藤義典さんの経営する会社 ストラテジー&タクティクス株式会社(S&T) のHPはこちらです。
この著者の他の本は?マーケティング関連本リンク
著者の佐藤義典さんは他にもマーケティング関連の本を出版されています。
今回紹介した本は入門編。実践編や上級者向けのものまで、レベルに合わせて選ぶと良いでしょう。大学で経営学などを専攻されていた方は、今回の本は物足りないと感じるかもしれません。
一覧を見ていて、こちらもドリルと同じように物語形式になっていて、マーケティングを人生計画に活かすという面白そうな内容です。興味のある方がぜひ!
白いネコは何をくれた?/佐藤義典 著
読んだ方は感想聞かせてくださいね✨
ありがとうございました😊